2023年5月12日に2023年12月期 第1四半期決算説明会をオンラインで開催いたしました。

登壇者:常務執行役員 コーポレート本部長 小川和宏

質疑応答要旨

留意事項

 

こちらの「質疑応答要旨」は、当⽇の質疑応答の内容を当社にて簡潔にまとめたものです。
本資料に記載されている当社の業績⾒通し、計画、戦略などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関係する⾒通しです。これらは現時点(2023年5⽉12⽇現在)で⼊⼿可能な情報に基づき当社が判断したものであり、リスクや不確実性を含んでいます。実際の業績は、これらの⾒通しとは⼤きく異なる結果となる場合があります。

Q:想定に対する第1四半期の実績と上期の見通しを教えてください。
A:第1四半期については、部品調達不足により一部新製品の供給に影響が出たことから、売上高は約5%未達の着地となりました。売上原価は期初計画と比べて低減し、原価率が下がったことで、粗利率が上がりました。第1四半期は新製品の上市にともない世界各地で展示会などセールスプロモーション活動に注力し、販管費は前年同期と比べて増額となりましたが、期初計画と比べて2億円減となりました。売上未達だったものの、販管費を抑えたことで、営業利益は計画通りの推移となりました。第2四半期は、第1四半期の課題となった受注残を解消していくこと、改善活動を継続していくことで、上期目標を達成していきたいと考えています。

Q:不足している部品の調達状況について教えてください。

A:具体的には共通部品である電源ユニットが不足し、新製品の供給に支障が出ました。2月以降、さまざまな対策を講じ、十分な数量を確保することができました。第2四半期以降は受注残を解消し、売上に繋げてまいります。

Q:受注残の状況について教えてください。

A:受注残につきましては、前期末は約1.5億円、3月末は約11億円、3カ月間で約10億円増えました。先ほどご説明のとおり、不足していた部品を確保できたことから、完成次第出荷してまいります。また、需要は堅調に推移していることから、第2四半期以降も販売を加速させる施策を通じて受注残の解消に努め、通期売上目標の必達で進めてまいります。